監視カメラの雷対策
監視カメラや防犯カメラは屋外に設置されている場合が多く、直撃雷と誘導雷どちらの影響も受けやすい機器の一つです。監視カメラを保護するには、SPDや接地はどこに配置すればよいかを解説します。
※なお、こちらのページにて更に詳細な解説を記載しております。併せてご参照下さい。
屋外に設置されたカメラの場合
カメラは、映像信号用の同軸ケーブルと電源供給用の電源ケーブルが雷サージの侵入経路になるため、それぞれの入力ポート近くに同軸用SPDと電源用SPDを設置して、共通接地します。
屋内のハードディスクレコーダー側にも雷サージが侵入する恐れがありますので、レコーダーの映像入力ポートと電源付近にもSPDを設置します。
屋内ネットワークカメラの場合
有線タイプのネットワークカメラは、LANケーブルが雷サージの侵入経路になるため、カメラの近くにLAN用SPDを設置します。カメラがPoE給電している場合は、SPDもPoEに対応しているものを選んでください。