人体と雷害

国内では毎年何⼈かの⼈が直接雷撃を受けて死亡しています。

特に、比較的広い平地で付近に高い建築物、構造物、樹木等の無いグランド、水田、平地の道路、広場等で雷撃にあう人が多くなっています。

⼈体が雷撃を受けたとき⼈間はどうなるか︖代表的な症状をご紹介します。

心臓の症状

  • 心肺停止 : 落雷時の電流が体内に流れることで心臓の停止や呼吸の停止が発生する恐れがあります。

皮膚の症状

  • 火傷 : 電流が皮膚の表面に流れた際に発生する熱によって、軽度または重度の火傷が発生する恐れがあります。

神経系の症状

  • 失神    : 落雷時の電流が脳や神経系に流れることで意識を失うことがあります。
  • 痺れや麻痺 : 神経が損傷し、四肢の麻痺や感覚異常が起きることがあります。

耳や眼の症状

  • 聴覚、視覚障害:落雷時の音や衝撃で鼓膜が破れることや、一時的な視覚障害が起こる場合があります。

上記のような被害を避けるためには、落雷時に安全な場所を正しく理解し、避難することが重要です。
下記のリンク先では、雷から身を守るための知識についてご紹介しています。

関連リンク:雷から身を守るためには