接地工事
不純物を含まない100%の炭素繊維で構成された不織布マットを使用した接地工法です。
・リスクアセスメント対象外の材料です。
・ロール巻状で且つ軽量ですので、施工性と運搬性に優れています。
・サンアース工法と同等の接地抵抗低減効果が得られます。
・サンフレックス線との組み合わせによって、長期的に安定した接地抵抗が得られます。
サンマットは3mあたりの重量が約500gと非常に軽量です。
掘削した溝にサンフレックス線を敷設し、上からサンマットを被せるだけで容易に接地抵抗を取得することができます。
サンマットは次の現場に適しています。
・リスクアセスメント対象製品の利用を控えたい
・山岳地帯で重量物の運搬が困難
・常時水分がある土壌で腐食のリスクが高い
製品情報 |
製品名:サンフレックス線+サンマット工法 |
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サンマット施工箇所を、幅50cm、深さ75cm以上(※)で設計施工長の溝を掘ります。溝の底部はできる限り平らにします。
※避雷針の接地設備は深さ50cm以上から使用可(JIS A 4201:2003)
サンフレックス線を埋設溝の中央部に敷設する。
ロール状になっているサンマットを転がすようにしてサンフレックス線の上から布設し、サンフレックス線を包み込むように押さえる。
サンマットが破損しないように注意して土を約10cmの厚さまで埋め戻したら、その上を足で踏み固めます(下図のA部分)。
その後、溝全部に土を埋め戻し、地面を平らにします(下図のB部分)。