接地工事

スパイラルアース工法(コンクリート柱専用D種接地工法)ページ印刷

  • スパイラルアース工法

サンフレックス線(導電被覆線)を用いたコンクリート柱専用のD種接地工法

次のような場合におすすめの工法です
・コンクリート柱を新設する
・コンクリート柱D接地工事の工期を短縮したい
・コンクリート柱の接地工事用の用地確保が難しい

・コンクリート柱の新設工事と同時に、D種接地工事を完了できます。
・従来工法である、接地棒などの接地工事を行わずにD種接地抵抗値を取得できます(地表面の大地抵抗率が700Ω·m程度まで(計算値)大地抵抗率が高い場合は、別途追加施工が必要になります)。
・完全防水構造のサンフレックス線を使うため、接地極の腐食がなく長寿命です。

※工事には事前の現地調査と設計が必要です。
※接地設計および工事のご用命は、下記のお問い合わせボタンよりお気軽にご相談ください。

製品情報 製品名:スパイラルアース工法

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サンフレックス線(導電被覆線)を用いたコンクリート柱専用のD種接地工法

スパイラルアース工法は建柱時にあける孔を利用する工法のため、新たな接地工事を行わずに接地抵抗の取得が可能です。

さらに、完全防水構造のサンフレックス線(導電被覆線)を活用することで、どのような環境でも腐食リスクが少なく、長寿命が得られます。

導入効果(従来の工法との比較)

項目 従来の工法 スパイラルアース工法
施工方法・原理

コンクリート柱等の近傍部に接地棒を打設。

複数の打設箇所を確保するのは困難。

建柱孔を利用するため基本的に新たな接地施工が不要。

水練りしたサンアースを流し込むことにより、大地と強固に密着。

取得接地抵抗

大地抵抗率が中抵抗以上の地域では、目標の100Ω取得が困難。

特に大地抵抗率が500Ω・m以上では、接地棒が6本以上必要(計算値)。

大地抵抗率700Ω・m以下までの土壌であれば、平野部ではほとんど追加施工無しで100Ω以下が取得可能(実績および計算値より)。

また、追加施工も追加用接地線があるため容易。

寿命等 土壌の状態は千差万別で、特に埋立地や海岸に近いところでは接地棒や接続部の腐食リスクが高く、寿命が短くなる可能性が高い。 接地極にはサンフレックス線(導電被覆線)を用いており、完全防水構造のためどのような土壌でも腐食に強く長寿命。

施工例

  1. コンクリート柱にサンフレックス線を巻き付けます。
  2. サンフレックス線を保護金網とバンドで固定します。
  3. コンクリート柱を建柱孔に挿入します。
  4. 孔と柱の隙間に水練りしたサンアースを注入します。
  5. 柱の根元に土を戻し固めます。
  6. 接地抵抗値を測定し、目標値が得られていたら完了です。

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