接地抵抗低減材

SAN-EARTH(サンアース) M5Cページ印刷

  • SAN-EARTH(サンアース)M5C の袋外観
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帯状接地に最適な導電性コンクリートタイプの接地抵抗低減材
無公害で優れた接地抵抗低減効果が得られます。

・帯状施工の場合は、粉体のまま施工ができるため、水が不要です。
・有害物質を含んでおらず、環境汚染の心配はありません。
・長期的に安定した接地抵抗が得られます。

1袋(25 kg)で約 3 m (幅 50 cm)施工できます

様々な施設で、接地極施工に使用されています
・太陽光発電所、風力発電所
・携帯電話基地局、電波塔
・鉄道設備
・オフィス施設
・工場

製品情報 製品名:サンアース M5C
品目コード:1111006051

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特長

施工が簡単

紛体のまま敷設し、土壌中の水分を吸収して自然に硬化します。水を用意する必要がないため、山間部など水の運搬が困難な地域での施工に最適です。掘削後サンアースを撒くだけなので専用工具は不要です。

腐食防止効果

サンアースに包まれた接地極は、単独で埋設した裸銅より線と比較して、腐食の進行がほぼありません。

高い接地抵抗低減効果

粉粒が大地と広い面積で接触するため、裸銅より線単体に比べ接地抵抗がとても低くなります。

技術情報

接地極単体とサンアースを使用した場合の大地電位上昇

接地極単体とサンアースを使用した場合の大地電位上昇の比較について次のページでご紹介しております。

接地極単体とサンアースを使用した場合の大地電位上昇

サンアース標準施工による経年変化

サンアースについて経年変化による接地抵抗値の変化を次のページでご紹介しております。

サンアース標準施工による経年変化

施工方法

サンアース M5C を使った帯状施工の手順をご紹介します

1. 溝を掘る

サンアース施工箇所を、幅50cm、深さ75cm以上(※)で設計施工長の溝を掘ります。溝の底部はできる限り平らにします。

※避雷針の接地設備は深さ50cm以上から使用可(JIS A 4201:2003)

2. 接地極と立ち上げ線の敷設

掘削した溝の中央に、裸銅より線を置きます。立ち上げ線には IV 線を使用し、T型コネクタ等で裸銅より線と接続します。

3. サンアースの敷設

サンアースの袋の上端をナイフ等で切ります。

サンアースが掘削した溝全体に広がるよう、袋を引きずりながら敷設します(約 3 m 当たりサンアース 1 袋)。

IV 線は、絶縁被覆部の長さ20cm以上がサンアースに包まれるようにします。

!注意!

長靴、手袋、防塵マスクを着用してください。

4. サンアースの成形

裸銅より線部分に敷設したサンアースが厚くなるよう、足でサンアースを中央部に寄せます。

適宜、裸銅より線をつまみ上げて、裸銅より線が土壌に直接触れないように、サンアースの内部に納めます。

5. 埋め戻し

裸銅より線部分の両端から埋め始めます。

細かな土をスコップですくい、裸銅より線がサンアースから飛び出さないよう注意しながら土を戻します。

丁寧に、約 10 cm の厚さまで埋戻したら、その上を足で踏み固めます(下図のA部分)。

その後、機械で溝全部に土を埋め戻し、地面を平らにします(下図のB部分)。

資料ダウンロード

SAN-EARTH(サンアース) M5C_SDS(PDF)

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